そんな適当な生活をしてたときに、奏にあった。


奏はとりあえずよく笑っててすぐに仲良くなれた。

というか、奏がよく話しかけてきて
いつの間にか一緒にいた。



男なんてそんなもん
利益とか考えずにいつの間にか仲良くなるもんでさ、気付いたら一緒にいるんだよな。


だから必然的に奏も飛翔に出入するようになった

まぁ、他のメンバーも最初こそ警戒してたけど
奏の屈託のない笑顔にみんな信頼をおいたんだよな。




俺も奏と出逢えたことで、周りからも信頼される総長になったし
仲間の大切さをわかるようになったんだ。


奏から教わったこと、山ほどある




家族というものに憧れがある奏だからこそ、
家族を大切に出来てなかった奴に物凄く怒ってたし

人の命の重さを肌で感じてきた奏だからこそ、
俺たちに命を大切にしろって口うるさかった