** 飛翔 **






ついさっき
千尋から聞いた情報を桐に伝える。


桐もさすがに険しい顔して

奇妙だな

と呟いた。




目を瞑り少し考えてる様子だ。








「危ない目に遭うのは間違いなく琉伊だ。
偶然だとはいえ、幹部と二人で歩いてる写真が回ってる以上ほっとけない。」




「アイツ…琉伊はこの事しってんのか?」


「いや、まだ言ってない」





桐は決意した目で

「俺はアイツを守る。
飛翔としても一人の友達としても。」


「ふっ。じゃぁ、決定だな

その前に兄貴に少し話そうと思う」




そう。
飛翔で姫を作ってはいけないという暗黙のルールを破るため、先代の人に了承を得るつもりだ。