確かに変なやつっちゃ、変なやつだけど、
ぜってぇ、バカ大河にだけは言われたくねぇよな。
一人で思いながら
「…あいつ、仲間にすんのかよ」
と疑問に思ってたことを聞いた。
「別にいいんとちゃうん?」
大河は賛成のようだな。
しかし仁は少し険しい顔をして、
「仲間になるのは構わない。むしろ歓迎する。
だが、今は"K"の問題がある」
と言った。
確かに"K"がこの区域にいるから心配なのはわかる。それにあいつのこと全く知らねぇし、守るにも守れねぇからな。
と3人で考えていると、
「いや~、雨上がってよかった~」
千尋がドアを開けてきもちわりぃ顔(笑顔)してた。