倉庫に着いたとき、琉伊は立ち尽くしとった。 このときはただ怖いんかなとか緊張してるんかなって思っとってん。 「中、入るで」 腕をひこうとしたんやけど… 「ここは大切な場所でしょ、部外者いれたらだめなんじゃない?」 と、あの真っ直ぐでブラウンの瞳が俺をとらえた。 「ええんやて。仁も琉伊のこと気に入ってんねんから。それにその濡れたままやと風邪引くで。」 無理矢理、琉伊の腕をひっぱって倉庫の中に入った。 そりゃ、みんな驚いてたけど それはそれで仕方ないやん?