眠れる森の彼女

笑えるわけないよ……。


椎名先輩の望みでも私は笑えない。


椎名先輩がいなきゃ笑うことさえ出来ないよ……。


私の笑顔が見たかったら、椎名先輩は生きてください……。


絶対に生きてください。


お願いします。


目覚めた時には、きっと泣きながらだって笑ってみせます。


どんなに不細工だって笑います。


椎名先輩が大好きなんです……。


死ぬほど大好きです。


死ぬなんて言っちゃダメだよね。


生きて生きて生き抜きたいほど、椎名先輩が好きです。


私はずっと何で生きてるかわからなかった。


毎日苦しくて、窒息しそうだった。


でも、今の私はこの先どんなに苦しいことが待ち受けていたとしても椎名先輩の傍なら頑張れるって本気で信じてるの。


恐れずに前を向けるし、後ろを振り返ることだって出来る。


ちっぽけで消えてしまいそうな私を椎名先輩が見つけてくれたから。


それはきっと私に降り注いだ奇跡。


世界中の誰よりも愛しい、奇跡の人……。