眠れる森の彼女

椎名先輩に好きだと言われた時は、幸せすぎて怖くなった。


いつ嫌われるの?


いつ捨てられるの?


不安を先回りして逃げたくなった。


椎名先輩に嫌われたら私は生きていけない自信があるよ。


だけど椎名先輩は逃げようとする私を諦めてくれなかった。


私が睡眠障害だって知っても好きだと言ってくれた。


こんなことって、きっともうないよ。


椎名先輩は私にはもったいなさすぎるよ。


でも誰にも渡したくないの。


大好きで、大好きで、大好きで。


椎名先輩が私の傍に居てくれるならどんな罰だって受け取ってみせる。


もしかしたら私の睡眠障害はその罰かな?


椎名先輩に迷惑かけたくないのにな。