眠れる森の彼女

“寂しいか?“とストレートに聞くのは俺の罪悪感を軽くしたいだけだ。


23日に埋め合わせをするしかない。


「イルミネーション、どこが綺麗なのかな?」


無邪気に喜ぶ吏那も可愛い。


吏那の私服、どんなのを着てくるのか俺も楽しみだ。


俺たちの願いをあざ笑うかのように、この日、イルミネーションを一緒に見ることは不可能だった。