止めようとしても,止まる事を知らない涙。
何十分も,何時間も…あたしは泣き続けた。

~♪~♪


携帯が鳴る。
ポケットを探り,涙で濡れた手で,ボタンを押した。


「美和!!!!早く来て!!!!大変なの!!!」

叫ぶような声に,あたしは1度,耳から携帯を離した。