?「ここが...。私のクラス...。」

?は教室の前に突っ立っていた。


〖ガラッ〗


?は勢いよく教室のドアをあけた。
教室の中にはすでに20人近くの生徒がいた。




?「ウオオぉぉぉぉ!!シェル!!また同じクラスだなぁ~~!これで今年も宿題は安泰だな!!」




綺麗な紅い髪を持ち、少しとがった目をしている生徒がよからぬ発言をした。

制服のシャツは第2まであけられていて、
ブレザーもボタンは止めておらず、
解放感に満ち溢れた感じだった。



よく見ると左の耳に白いイヤリングをつけている。
この高校の校則って...。





シェル「は?なんで俺がヴァルに宿題を見せないといけないわけ?」




ヴァル。という生徒に対して冷たく答えた生徒。
おそらくシェル。という名前なのだろう。


ヴァルの紅い髪とは打って変わって青い髪をしている。

一部分だけ藍色に染まっている。
周りの青い髪よりも明らかに存在感をはなっていた。


テンションの高いヴァルとは違い、冷たい態度をとっている。


その一方では...。