切れない鎖


それからしばらくして、

「う、う~ん、あれ?寝ちゃってからどれくらいたったんだ?」

優輝が起きると、いつも本の少し光が差し込む窓から、光が見えなかった。

「もう夜かぁ。ふわぁ~」

優輝が伸びをすると、

ズルッ  

と、少女の頭が優輝の膝に落ちてた。

「むっ!?」

少女はガバリと起き上がった。

「痛い」 

起きた途端頭を撫でながらそう言った。

「あぁ!ごめん!僕が伸びをしちゃったからだね」

優輝が謝ると、

「構わない」

と言い、欠伸をした。

するとどこからか、

「ンニャ~」

という猫の鳴き声が聞こえてきた。

「そういえば猫はどこだ?」

優輝は部屋を見渡した。