切れない鎖


「あら?シャルンは老婆が怖いのかしら?」

アナが面白そうに言う。

「そ、そんなわけないさ!」

「そんな言い方、肯定としか受け取れないわよ」

「こらアナ!」

シャルンがアナの頭をグリグリした。

「きゃぁ!もうシャルンたら!」

アナもアナで楽しそうだ。

「二人とも、いちゃつくのはいいけど、ここは僕の部屋だって事を忘れないようにね」

優輝が呆れながら言った。

「分かってる分かってる。ちょっとじゃれてただけだろう?それよりも、そろそろ夕食の時間だ。食堂に行こう」

シャルンの言葉に頷き、夜ご飯を食べに行くことにした。

「こんばんは一条君。今朝はどうもね」

食堂に行くとケサリが話しかけてきた。

「こんばんはケサリさん。僕こそ、楽しい時間を過ごせました。またお相手宜しくお願いします」