切れない鎖


「もう荷造りはすませたのか?」

「ううん、まだだよ。昨日は疲れて眠っちゃって」

「そっか~。俺達は昨日休校だったからな。俺は一日中寝てたぜ」

シャルンと話しながら歩く。

「昨日の休校、校長先生が決めたんだってね」

「校長勝手な人だからな~。事あるごとに休校にしやがるんだ。今回はお前が留学してきたからだろうな」

「ミラル先生も言ってたよ」

するとシャルンが嬉しそうに言った。

「ミラル先生美人だよな~。独身なんだぜ?」

「ふぅん。シャルンはミラルに、も!気があるのね」

そこにアナがやってきた。

「そんなわけないだろ、アナ。僕が好きなのは君だけだ。たとえ婚約者がいようとも、君が他の男を好きになったとしてもね」

するとアナは白い頬を桃色に染めた。

「私もよ。シャルン」