切れない鎖


シャルンとアナも、日本語で出迎えてくれた。

「只今」

優輝もにこりと笑う。

「優輝さん、三人共、凄く上達したんですよ?ユルサルさんなんか、元から日本人だったのではないかと疑うくらい」

咲は嬉しそうに話す。

「咲、僕、少しユルサルに聞きたいことが……」

「優輝さん、ユルサルさんの日本語を聞いてあげてください」

優輝はユルサルに聞きたいことがあったが、嬉しそうに話す咲に遮られてしまった。

「え?あ、うん……」

優輝が頷くと、咲は、

「先程覚えた言葉を優輝さんに披露してください」

と、ユルサルに声をかけた。

ユルサルは頷き、日本語を話した。

「こんにちは。私の名前は、ユルサル・クライトです」              ・・・


と。