切れない鎖


その日は、部屋の真ん中に仕切りを置き、男女に分かれて寝た。

シャルンは疲れていたのか、すぐに寝てしまったので、優輝も目を瞑り、しばらくすると眠りに落ちた。

次の日の朝。

「ふあぁぁぁ~」

一番に起きた優輝は布団の上で伸びをする。

シャルンはまだ寝ていたので、起こさないように布団から出る。

顔を洗って、寝癖を直した。

すると聞こえてくる自分を呼ぶ声。

声は、玄関から聞こえていた。

「はい」

優輝はガラガラと玄関を開ける。 

すると、稜と俊がいた。

「よっ!優輝。久しぶり」

俊が手を挙げる。

「うん。久しぶり」

優輝も同じ様に手を挙げて挨拶をした。

「こんなに朝早くどうしたの?学校まではまだ時間があるよ?」

優輝が聞くと、俊がにやりと笑った。