切れない鎖


それから二人はゆっくりとお湯に浸かり、部屋に戻った。

「シ、シャルン?」

部屋に戻ると、驚いたようにアナがシャルンを見つめる。

「あぁ」

シャルンも照れ臭そうに頭をかく。

「日本のパジャマなの?これは」

アナが聞いてきた。

「そうだよ。着付けは僕がやったんだ」

優輝の笑って答えた。

シャルンと優輝は、着物のような寝間着を着ていたのだ。

「シャルン、似合い過ぎよ!」

アナが顔を真っ赤にしながらシャルンをべた褒めする。

シャルンも顔が真っ赤だ。

「ほらほら二人とも、それくらいにして。アナもユルサルも、お風呂入るんだから」

優輝は、咲に渡された二人分の寝間着を二人に渡した。