切れない鎖


からからから

と薄暗い部屋に糸車を紡ぐ音が鳴り響いて……

「なんて、ある訳ないか。だいたい、今時糸車なんて、古くて誰も使わないよぅ」

すると、

コンコンコン

と、ドアをノックする音が聞こえた。

「はい?」

優輝はドア開ける。

すると、一人の女の人がいた。

金髪のストレートが肩辺りまで伸び、白いカチューシャをしている。

「どちら様ですか?」

優輝は尋ねる。

すると、女の人はいきなり抱きついてきた。

「!?んな!?な、な、何をするんですかぁ!?」

優輝は女の人を慌てて引き剥がした。

女の人はきょとんとした顔をしている。

「ていうか、貴方誰ですか!?」

女の人は自分を指差し、

「私は貴方の担任です」

と笑った。