切れない鎖


手作りのような地図を手に取ってみる。

「この学園、本当に広いんだなぁ」

地図を見てみると沢山の教室があった。

「担任の先生が、僕のために作ってくれたのかなぁ。貴方の担任よりって書いてあるし」

手紙をもう一度見てみる。

「地図を頼りにって事は、僕一人でって事だよね。仕方ない。一人で行くか」

そう言って優輝は廊下に出た。

(少し不安だけど、何だかわくわくするぞぅ)

そして一歩を踏み出した。

それからいくつかの教室を見て回り、今に至るという訳だった。