切れない鎖


そして次の日、久しぶりの日本の学校に行った。

「優輝、久しぶりだな」

「久しぶり。稜」

日本でもともと仲の良かった秋原稜に話しかけられた。

「ユルサルに留学、お疲れ様」

「ありがとう」

(何だか、ユルサルの人は皆賑やかだったから凄く静かに感じる)

稜や、他の友達は皆、ユルサルの人よりもとても静かで、真面目な雰囲気を保っていた。

中には、

「優輝久しぶりぃ~!」

と、背中をど突いてくるような人もいるのだが。

「いてて、ひ、久しぶり、俊」

その人は、いつもふざけてばかりいた前川俊だった。

「おい優輝、可愛らしいガールフレンドはできたのか?ん?できなかったのか?」

留学前のようにふざけているのは変わらないようだった。