切れない鎖


「そうですね」

「そうだな」

咲と卓志も同調する。

その時、

チョン

と、咲が優輝の足をつついた。

「うわぁぁぁぁ!」

足をしびらせていた優輝は少し悲鳴を上げてしまった。

「やっぱり!優輝さん足をしびらせていたのですね。可愛い!」

「ちょっと、咲、酷いじゃないか……」

優輝は涙目になって咲を見た。

咲はいたずらっ子の顔をしていた。

「全く……」

そんな咲の顔を見ると怒る気も失せてしまった。

「それで優輝さん」

「え?」

「ガールフレンドは出来たのですか?」

「ガ、ガールフレンドなんていませんよ!」

咲の言葉に優輝はまたしても大きな声を上げてしまった。