「わ〜!!おおきい!!ハナのお部屋どこ!?」ハナは初めてもつ自分の部屋に興奮していた。

「みんなそれぞれ好きな部屋を選んでいいぞ。大きいから部屋は沢山ある。一階はパパの書斎に使うから二階の部屋にしてくれ。一応六部屋あるから、充分だろう。」

ニコニコしながら父は言った。

私は部屋を選ぶよりも先に家の中を一通り見て回っていた。