Invisible city~見えない街~


部屋に戻って窓辺に座って海を眺めていたらユナが部屋に凄い勢いで入ってきた。

「リナ、お願い!!明日ビーチ行くの付き合って!!お願いっ!!」

ノックくらいできないのかな...

「なんでそうなるの??お父さんに学校を見てくるようにって言われたじゃん。」

「学校のついでに!!1時間でいいからお願い!!」

こうなるとユナは一歩も引かない。
諦めて言うことを聞くしかないのだ。

「わかった。1時間だけだよ。」

「やった!ありがと!それじゃ明日ね!ダサい格好はやめてよ?」

「ファッションセンスに関してはあたしの方が上なんですけど...」

「こっちにきたらわかんないじゃん!てことでおやすみ!」

日本もアメリカも流行は変わらないと思うけどな...。