時間は7:00を回っていた。
外も暗くなっている。

「ハナ〜」

夕食の準備でハナを呼びに行くと
「ハナ達蜘蛛の糸に引っかかっちゃったね」とくまのぬいぐるみに話しかけていた。

「あ、お姉ちゃん。どうしたの??ハナね、蜘蛛の糸に引っかかっても大丈夫な方法知ってるんだ」

ニコニコしながらいう妹の言葉の意味がよくわからなかった。