廉を加えて三人となった俺達は校門を自分達の教室へ向かう。

教室へ着くとなんだかいつもよりガヤガヤしている。

その理由は教室の黒板にあった。

「来週の修学旅行の班を三人一組で組んでください、だって。どうする?」

真美がそう言って俺を見る。

「この三人でいいんじゃないか?」

俺は答えると、二人は頷いてくれた。