【完】英国紳士は甘い恋の賭け事がお好き!



まだ生まれて三カ月の桜に対して、私の考えは重すぎて締めつけにならないかな、と。


「美麗、ご飯中ですが許して下さいね」

頬に手を当てて、美味しいと蕩ける顔をしていたデイビーは、スプーンを置くと少し椅子を引いた。

そして自分の膝をポンポン叩く。

「おいで、美麗」

「――っ」

そんなに優しい声で言われたら、抱き締めずには居られなくて。

ちょこんとデイビーの膝に横向きで座ると、そのままデイビーにお姫様だっこで抱えられた。

「最近、桜にデレデレしすぎて、貴方を一人で悩ませ泣かせる所でしたね」
「そ、そんなこと! あ、でも、ちょっとは寂しかったです、でも、その」

「可愛い!」

ぎゅうっと抱き締められると、デイビーはそのまま立ち上がった。

「可愛いです。――食べてしまいたい、美麗」
「あの、食べるのは、先にシチューにしてくださ」
「我慢できません」