「よし…」 そう言って、俺は立ち上がった。 その後に続いて、蒼波も立ち上がる。 「またね、雫ちゃん…! じゃあー、行こっかしーちゃん!」 「わんっ…!」 そう言って、 俺たちは来た道を戻っていく。 「蒼波…すげーその犬に好かれてんだな……」 「へ?まぁ…毎日一緒にいるからね…! でもまだ、雫ちゃんには叶わないかなー…」 そう言って、ふっと微笑む蒼波。