「……一緒に死のう…雫」 「……え?」 「晴美を見捨てたお前を このまま生かすわけにはいかない。 でも……お父さんはもう疲れた。 お前を殺したら、 お父さんは晴美に会いに行くよ__」 ……そうゆうことか__ 奴はあたしを殺して、自殺する気なんだ。 吉木晴美の後を、追うように……__ 「だから、ごめんな……?」 そんな言葉と同時に 包丁の刃は……あたしに向かった。 「っ……!」