天才少女の復讐法。



「……償うのに、例え何年かかっても
俺は瀬織のこと待ってるし…
絶対に見放したりしねぇからっ…。
だから、早く暗闇から抜けだして来いよっ…。」


頼むから届いて……


っ…瀬織に届けよっ……!


なんて願っても…


掴んでいた腕が、俺の手から離れる。


「…っあたしはもう、戻れないのっ…!」


そんな声が聞こえて
視界に映るのは…また瀬織の後ろ姿。


「……っ…教えてくれよ…。」


……なんて言ったら…


何をしたら、あいつに届くのか…。


…そんなことを思いながら、
俺はその場にしゃがみこんだ……__