「見下してる?」 「あぁ。だって、天才の瀬織からしたら 俺らなんてただの凡人だろ? それにさ、瀬織って見るからに "友達とかくだらない"ってタイプじゃね?」 「……そうか?」 「そうだって! ……けどさ、顔は超絶可愛いよな! まぁ、結論を言うと 『美人だけどミステリアス』だな。」 そう言って、 自分で納得した顔をする遼を見て 俺は思わず苦笑いをする。