「なぁ…瀬織ってどんな奴?」 俺は、遼に尋ねてみる。 「え、瀬織!?どんなって言われても…。 まぁ…一言で言うならすげぇー奴…かな。 なんか、住む世界が違う感じ。」 「ふっ…大袈裟すぎだろっ!」 そう言って、俺は笑う。しかし… 「いや、それがそうでもねぇ一んだよ。」 と、意外にもマジな顔で言う遼。