「……はぁ…。」 この男は…かなり厄介だ。 接触するのに関しては、特に問題はない。 でも……この社長には家庭がある。 調べたところ、奥さんも…息子もいた。 あたしが恨んでいるのは社長のみ。 奥さんや息子の幸せを壊す権利は…… あたしにはない。 だから、簡単に社長には 接触できないのだ……。 それなら……どうすればいいんだろうか…。 あたしは少し考えこむ。