孤独と光





「ねーれいれい?」
「なに?咲斗。」
「れいれいってさ、俺らよりも年下なのになんでこーんなに強いの?」そこついてくるか。
「おいおい。咲斗。そりゃー羚だからだろ!」意味わかんないよ海。
「お前ら二人。うるさい。べつに羚がいくつだろうと黒龍のトップには変わんないんだから。お前ら二人、羚に勝てると思う?」
「「思わない…」」
「だろ?だからこの話は終わり。」愁斗がかばってくれたのか知らないけど、ありがたい。


「おっと、そろそろ帰るか。」ずっとパソコンをいじっていた拓斗がいった。
「そうだね。みんな帰ろ。」

それぞれ自分のバイクにまたがった。