小谷だった。

「おぅ 川元。 丁度よかった。 お前ん家探してたんだ。」

ななな、なんで小谷が?
それに、わたしを探してたって?

「今日ゴメンな。ケガしてないか?これ シップもってきたんだ。」

小谷っていいやつ???


頭にハテナが浮かんでいるわたしを見て、なーちゃんが少し笑った。

「んじゃあ、あたしん家はココだからバイバーイ!小谷!ちゃんとリナのこと家まで送ったげてよ‼︎」

な、なーちゃん なんてことを!

「わかってるっつーの!早く家入れよな!」

こ、小谷まで!


結局わたしは小谷に送ってもらうことになった。