「わたし、水のんでくるね~」

「うん いってらっしゃい」



水道遠いなぁこれは毎日水筒を持っこなくちゃいけなくなるかな。



なんてことを考えながら歩いていると、


「あぶないっ!!!!」

え??


ものすごい勢いでサッカーボールがわたしに向かって飛んできた。

「きゃぁ!!」

急いでしゃがんだら何とか間に合ったみたい…。
怖かったぁ。

「大丈夫か?」

そういいながら駆け寄ってきたのは、隣のクラスの小谷俊平だった。どうやら今のボールはコイツが蹴ったものらしい。


「ん。だいじょうぶ」

「それなら良かった。気を付けろよー」


お前もな!!
お前が周り見てたらこんな目に合わなくて済んだんだよ!!

といいたいところだけど、小谷はなーちゃんと仲が良かった気がするから許してあげる!