床に倒れそうになった。

「莉茉!」

たっちんとあっくんが駆け寄ってくる。

「大丈夫。ただの疲労」

「ほんとう?」

「うん」

心配かけちゃった…。

まだまだ未熟者ですね。私。

「俺のせいでご迷惑おかけしました。では、これで失礼します」

「迷惑じゃないよ!君がいたから莉茉は安全なんだよ。ありがとう」