secret love〜甘い甘い危険な恋〜

「なぁ、ニセモノじゃなくて、本当の恋人になって…」

「っ…」

蒼空の赤みがかかった茶色の髪が風に煽られる。

だから、さっきまで見えなかった蒼空の漆黒の瞳が私を捕らえて逃さない。

そんな、強い瞳で見ないで…。

ー昴、ごめん。

そう、心の中でつぶやいて。

「…いいよっ⁉︎」

いいよ、って返事したハズ。

なのに…蒼空に抱き締められて。

言葉にならなかった。