secret love〜甘い甘い危険な恋〜

「っ…茉莉花っ‼︎昴くんはもういないのよっ⁉︎」

突然大声で叫ぶ声が聞こえてきた。

確かアイツって……。

「っ…。ツキっ…」

そうだ。茉莉花の幼馴染で、海の片想いの相手。

「相崎くん、ごめんね?もう話はいい?」

周りのオーラが黒いのは気のせいか?

「……あ、ああ」

茉莉花のこと知りてぇーけど、いいっか。

「じゃーな。孤高のお姫様」

そうつぶやき、誰もいない空き教室を後にしたー…。