「ん?いや、梨央がココなのはわかったけど、淳也はなんで?」






そうなんだよね、ここからが一番びっくりするところ






「シンさん....なんだって」







私がいうと空は完全に固まった







「やーっぱり気づいてなかったかぁー!俺の演技力?完璧じゃん?ちゃんと社会人のおっさんっぽくできてただろ?」






淳也くんはおちゃめっぽくいう





「.......はぁ?嘘だろ?いくらなんでもそんな偶然あるわけ....」






空がそういいかけると





「梨央ちゃんが同じギルドに入ってきたのは偶然だけど、俺は最初っからお前がジャギだってしってたから誘ったんだけど?」






淳也くんがいう






「え?」







「このゲーム、俺が誘ったじゃん?お前は買うとすぐ始めるっての知ってたから、初心者が最初に通る、はじまりの丘で俺はお前がくるの待ってて声をかけたってわけ。いつもお前同じ名前でゲームやってるしな」






淳也くんは淡々と説明した