不器用女子とイケメン幼馴染

「梨央、神野くん、おはよー!一緒にくるの珍しいね?」





校門のところで少しニヤついた紗栄子がいう




まだ付き合ったとはいってない




「た、たまたまだし!///」




恥ずかしくてそういうと空の表情が少し曇った気がした





「俺、先行くわ」





そういって空は前を歩く友達のほうに走っていった





あ...





怒らせた?





「梨央?神野くん、どうしたの?つか、どうしたの?そんな顔して」





え?





「ちゃんといいたいことあるなら言いなさいよ?あんた、素直じゃないにしても、相談くらいはできるでしょ?」




紗栄子は私の沈んだ顔にいち早く気づいてそういう




「そういうこと!とりあえず、ちょっと人気がないとこいこっか?」




後ろから話を聞いていたかのように千鶴がいった





...私、本当に恵まれてるよなぁ...