「お前、勘違いしてるから。あの人とは別に...「勘違いってなに!?キスした相手となんでもないって!?」





私はそういってキッとにらむ





あー...ひどい言い方...何が素直になるだっての....






わかってるけど止まらない





だって....







「あれはそういうんじゃなくて....」





だって...







「もしそうなら私たちもなんでもないってことだよね!?」






空にとってあの日のキスが....そんな小さなものだなんて思いたくなかった






あの人となんでもないって思いたい。でもそれを認めてしまったら私ともなんでもないって認める気がして泣けてきた