明音side

高校生最後の文化祭とゆうこともあり私ははりきって準備を始め気がつけば18時を過ぎていた

「明音ー、もう帰りなよ??外くらいよー」

親友の唯が教室に1人でいた私に廊下で から声を掛ける

「あ、やばいやばい、今日用事あるんだ…」

私は使っていたカラーマーカーを急いで片付けて帰る支度を始める

「まじで!?それはやばいっしょー!早くしなよ」

私は帰る支度を終わらせて昇降口を出て駅まで唯と一緒に歩く。
もちろん、早足で

「あ、そうだ4組の子。鈴木君に告ったらしいよー」

「…へーそんで?」

「フラれた」

「そっか」

鈴木君とはなんか地味にモテる同じクラスの男子だ
その鈴木君に告って成功した奴はいない。らしい。

するとしばらく沈黙が続き駅に近づいてきた

「…私さ、明日田中に告る」

「…は!?」

「知ってるでしょ、好きだって」

そうだ、以前から唯は幼なじみの田中…なんちゃらが好きだとか言っていた

「…まあ、頑張りなよ」

そう会話をし、私は唯と別れた