私。
野咲 春(やざき はる)は叫んだ後もう遅刻寸前な事に気がついてとりあえず男子の制服があったから着て今学校に走っている。
なぜ男子の制服があったのかは、学校からの入学祝いである。
そして、『女子』の制服は無かった。
私女なのに。
「それより、、遅刻だー!!」
少し低いソプラノでも通用する声が住宅街に響いた。