同じ大学だったあなたとは、きょうだいのように仲良しで、なんでも話せて、それでも恋人同士だったね。
たくさんとまらせてもらったね。
実家に居場所のなかったわたしには
あなたとの時間は本当に大切で、家に帰らないことで親に怒られても、その罪悪感も打ち消すほど、一緒にいたくてたまらなかった。
逃げでも、なんでも。
なんでもよかった。
好きだった。いま思い出すだけでも、胸がくるしくなる。