君の知らない物語

私はいつまでも教室を走り回ってる
2人に呆れながらカバンを机に下ろす。
よくまぁ朝だというのに走り回れるなぁ
なんて運動音痴の私はついつい思ってしまう。
適度に重いカバンを背負って約15分
歩いてきた直後だというのに
さすが香流だなぁ。
っていうか止める人がいなければ
ずっと走ってるのかな...。

そんなことを考えていると
ついに足が動かなくなったのか
それとも諦めたのか
陸が追いかけるのをやめた。
まぁ時間的に限界がくるのには
早すぎるから諦めたのかな。