君の知らない物語


『んー。まぁそんなとこかな。
宇宙とか天文関係の仕事が
したいと思ってる。』

香流は真っ直ぐな目をしていた。
香流の大好きな星。
不思議が詰まった宇宙。
その不思議を香流はもっと知りたがっている。

『かっこいい夢だね。
羨ましいなぁ。
そうやって自分のやりたいこと見つけて
目標に向かって頑張れるって。』

『俺をそうさせたのは、彩葉だ。』

『え?』