君の知らない物語



ゆっくり目を開けると、
そこには白い天井。

自分がどこにいるのか
何が起こったのか
理解できなかった。

「い、いろは?
彩葉!!俺の事わかるか??」

「な、、おき、くん?」

そこには驚くかのように目を見開いて
私の方をみる直絆がいた。

何が何なのかわからない。
必死に何があったのか
思い出そうとしたけど
記憶の断片が見えるたびに
激しい頭痛に襲われる。