君の知らない物語


「香流!
一緒に食べよーぜ!」

陸が香流に声をかける。

「...。」

香流は何も答えなかった。

「香流??
聞こえてるか??」

香流はお弁当箱をカバンの中から
取り出すと独りで食べ始めた。

「今日はそっとしておいてやろうぜ。」

何かを感じ取った直絆が陸を座らせた。
頭にはてなマークを浮かべる陸は
今の陸と全く変わってない。

小2の私は夏帆や他の女の子たちと
一緒にお弁当を食べ始めた。
少し香流を気にしながら。