君の知らない物語

黒板に先生が名前を書く。



杉山香流


「今日からこのクラスの仲間の
杉山香流くんです。
杉山くん、一言。」

そう言われた香流は
俯いていた顔を少しだけ上げて言った。

「杉山香流です。
よろしくお願いします。」

あまり元気がなかった。
何かこう...クールとか
そういうのじゃなくて...
ホントに元気がない。
今の香流からは考えられなかった。