君の知らない物語

時計をみると7時57分。

時というのはとても速い。
もう家を出てから1時間以上たってる。
もうこの楽しい時間が
終わってしまうのかと思うと
少し寂しかった。


――。



「車の音か?」

上から車の音が聞こえた。
香流が上を見上げた。
一緒に私も上を見上げる。
珍しいな。
ここで車の音、それもこんな時間に。