「ふ、冬樹君っっっっっ?」

花の見ている前で、冬樹引っ繰り返る。

そういえば彼の父親の防人も、極度に純情なお人だった。

こういうシチュエーションには弱いのです。

豆太郎の悲願が成就するのは、もう少し先になりそうだ。