「龍乃ちゃん」

花は、隣に立つ龍乃の顔を見上げた。

「今度は…一人で出来るように頑張るから…放送委員…続けていい?」

「当たり前さぁ花っち」

龍乃は鼻の下を擦りながら、にゃははと笑った。